ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:調子がいいのか悪いのか(闘病308日目)

夕方、主人の実家から帰ってきて、そのまま施設へ直行。
夜の注入が終わった後の時間帯だったので起きているか不安だったのですが、ばっちり起きている!
「ただいま!」と言うと「おかえり」と言ってくれました!!!
声かけ一発目で返事してくれたことに嬉しい気持ちよりもビックリした気持ちの方が勝ってしまいました…素直に喜べなくてごめんね、父ちゃん。

「口を見せて!」と言うと口を開けてくれるけど、一瞬だけ。
そんな一瞬じゃ口内の痰の付着は分からず…
大きな欠伸をするまで待ってから確認すると上顎に少しだけ痰が付着しているのを確認。
スポンジを口に入れると口を開け協力してくれたので楽々痰を取ることができました。
その後、今日も舌の体操をしようと思って「舌べーってして出して〜右・左・上・下って唇舐めてみて〜」と言うとその通りに舌を動かしてくれました。

でも、調子がよかったのはここまで。
舌の体操の後、声出しの練習をしようと思ったけど急に無反応になってしまいました。
眠気が到来してしまったのか目もとろんとしている。
そんな中でも「体起こしていい?」と聞くと頷くので体を起こすことに。
体を起こすと意識がはっきりするかな?なんて期待しましたが、そんなこともなく…
少しすると、しんどそうにし始めたので横にして、ポジショニングを整えるとさらに眠そうにし始める。

時間も時間だったので帰る準備をし「また明日ね。バイバイ!おやすみ」と言うと(また明日。バイバイ。おやすみ。)と口パクで答えてくれました。
「今日の夜もちゃんと寝てね!」に頷いてくれたので、ちゃんと寝てくれることを信じて帰ってきました。

ここ数日毎日声が出ているから、いい波がきてるのかも。
また明日も声が聞けますように…