ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:お風呂入った!?(闘病281日目)

こんばんは!

 

今日も暑かったですね…この暑さまだまだ続くみたいなのでバテないように気をつけないと。

と言っておきながら調子が悪かったので午前中ゆっくりしてから父の所へ。

 

午前中お風呂に入ったはずなのに少し匂う…

主人もお風呂入った?と聞くぐらいなので少し不安に。

パジャマも変わっているのでお風呂に入ったのは間違いないけど、リハビリ病院の時みたいにお風呂上がりのいい匂いがない…

施設に聞きたいけど、いきなり聞くのも折り合い悪くなると嫌なので次のお風呂まで様子を見てみることに。

(多分、周りがおじいちゃんおばあちゃんでそんな汗かかないから優しく洗うことしかしてなくて汗が落ちきってないんだと思われる…)

 

そしてリハビリなくなって刺激が少なくなったせいか父の反応も悪い…

目を開けてるけど声をかけても無反応。

といって、ここで諦めるような娘ではありません。

開いてる口の中を見ると痰が沢山ついてて歯の裏も固まりかけた痰がわんさか。

(口腔ケアしてくれてないんだな…というのが丸わかりでちょっと残念な気持ちに)

ここはしっかり綺麗にしよう!と思って、口腔ケアすることを伝えるとしっかり口を開けててくれました!

耳はしっかり聞こえてて頑張ってくれているのが分かって、そこは一安心。

スポンジと歯ブラシで痰を取り除いたので口の中も綺麗に。

 

口腔ケア前後で痰が絡んだ様な咳をするので痰があるかないか聞くと“ない”と口を動かす。

ここもリハビリ病院と違う所で、リハビリ病院は食事の前後で痰があろうがなかろうか必ず痰を取っててくれてたのですが、施設ではゴロゴロいってないと取ってくれない。

ちょっとずつ気管に痰が溜まっていってそうな気がするのでいつか肺炎になる気が…

(看護士さんがかなり冷めててビックリ)

父が痰溜まってないっていうのを信じるしかないな。

 

今日はお風呂入ったし疲れたかな?でも車椅子乗りたいな…と思って「車椅子乗る?」と聞くと“乗る”と口を動かす。

「車椅子乗っていいん?」と確認すると頷くので車椅子へ移乗することに。

「体起こすよ~協力してよ~」との声かけに頷いてくれ準備してくれていたのか体の力は抜け起こしてからの突っ張りもありませんでした。

起こしてから「車椅子移ってかまん?」に「かまんよ」と言ってくれました!

車椅子への移乗も何とかできポジショニングを整えて施設内をウロウロ。

 

大粒の汗をかいていたので「暑い?」と聞いてみると横に首を振る。「汗かいとるよ?うちわで扇ごうか?」にも横に首を振る…。

これは暑いの我慢してるだけだ…と分かったので「素直に言うてよ~暑いやろ?うちわで扇ぐよ?扇ごうか?」と聞くと頷くのでうちわで扇ぎながら主人と3人でのんびりしてきました。

その間、何もしないのももったいないので左手を動かして固くなるのを予防!

 

2時間近く車椅子で過ごしたところで夜の注入時間になったのでベットに戻ることに。

ベットポジショニングを整えてから色々聞いてみることに。

 

「今、調子どんな?」→「普通

「お風呂疲れた?」→頷く

「昨日はしっかり寝れた?」→頷く

「今、痰溜まっとる?」→横に首を振る

「溜まってないか確認したいけん口開けて」→大きな口を開けてくれる

「この三連休あんまり来てないけどもっと来てほしい?」→頷く

「次の休みからは多めに来るけん、それでいい?」→頷く

(眠たそうにしてたので)「眠たい?」→頷く

「そしたら今日は帰るけん、ゆっくり休んでね」→頷く

「また明日ね、バイバイ!おやすみ!」→ここで無反応

 

少しだけでも反応してくれてよかった…!

もっと来てほしいって言ってたし次の休みは多めに父のところにいよう。寂しい思いさせたくないし…!

 

また明日、仕事終わりに行った時に体起こして全身ストレッチしよう!後、口腔ケアも。

少しでも刺激を入れて、たくさん話してた状態をキープ!がんばろう!