ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

8月13日のお父さん:やっぱり波がある父の意識(闘病309日目)

お盆休みが関係ない会社で働いているので今日も仕事。
仕事終わりに父もとへ行き、「ただいま!」と声かけするものの無反応。
目はこっちを見て分かってる雰囲気を出してるんだけどな~。
しつこくしつこく話しかけても無反応…。

ここ数日反応がよかったこともあり、いい時期に差し掛かってるのかと思いきやそうでもなかった。
いい時ばっかじゃなくて悪い時もあるっていうのは頭では理解してるのに、いざ目の前にするともどかしくなってしまう。
でも、ここで悲しむんじゃなくていつも通り明るく接する!

ということで「口開けて~」「体動かしていい?」「体起こしていい?」とか聞いてみるけど無反応。
ここまで反応されないのは久しぶりだったので反応あるってすごいことなんだとしみじみ実感。

ここで看護士さんが部屋に来て右脇が赤くただれているとの報告を受け一緒に見ることに。
体の緊張からか右脇をぴったり閉じていることで脇に汗が溜まる上に皮膚が擦れて赤くなっている様子。今は薬を塗ってガーゼを当てているから皮膚が直接擦れることはないけど、右脇に少しでも隙間ができる時間を作らないといけませんね…とのこと。
ポジショニングで何とかしたいけど、体の緊張が高いから脇を少し開けた体勢が保持できない…何かいい策はないものか…これから模索の日々が始まりそうです。

汗びっしょりだったし体全体の熱を取るため、父の意志は無視して体を起こして体全身うちわで扇いで涼んでもらいました。(右脇も広げて念入りに風邪を送っておきました!)
そして、横にしてから少し反応が…!
「私の声聞こえたら頷いて~!」→頷く
「今日、調子悪い?」→横に首を振る
「調子普通?」→頷く
「テレビつけたけど見る?」→頷く
「イヤホンは両方つける?」→頷く
「昨日の夜は寝れた?」→頷く
「今日の夜も寝れそう?」→頷く
「右脇赤くなっとるけど痛い?」→横に首を振る
「痒い?」→横に首を振る
「何もない?大丈夫?」→頷く
「そしたら、今日は帰るね」→頷く
「また明日ね、バイバイ」→(バイバイ)
と、声は聞けなかったものの頷き・首振り・口パクで答えてくれました!

少しずつ少しずつ、いい時期が続くようになりますように。