ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:長時間の車椅子乗車でお疲れモード(闘病314日目)

今朝、主人から「お昼ご飯は自分で何とかするから父ちゃんお昼の注入、車椅子に乗ってやってきたら?」とありがたいお言葉が!!!
じゃぁ遠慮なく〜と10時頃に父のところへ。

詰所でお昼の注入を起きてしたいことを伝えると10時半頃から注入開始するから車椅子移乗お願いします。とのことだったので、部屋について声かけも早々に体を起こすことに。
車椅子に移乗してから「おはよう」と声をかけると(おはよう)と口パクで答えてくれました。

お昼の注入は大きなテレビがある談話室で。
高校野球を見ながら注入して、手の爪きりをして、手のマッサージをして…と、のんびり2時間過ごしました。
ひたすら話かけてましたが特に反応もなく…しばらくして寝始める父。
昨日の夜は寝れなかったのかも…と思ってそっとしておくことに。

オムツ交換のため一度横になり交換後しばらくして車椅子に乗り、施設入り口にある広場で音楽療法をしていたので参加してみることに。
音楽療法クラリネット・ピアノ演奏やみんなで歌を歌ったりだったのですが、クラリネット演奏の時点で父は爆睡。音楽が心地よい子守歌になったのかも。

音楽療法が終わった頃、主人が施設まで来てくれたので3人で外へ散歩に。
外の風が刺激になったのか父も起床。が、何だかしんどそうな顔。
今日4時間ほど体を起こしていたので疲れているかな〜と思って「そろそろ横になる?」と聞くとしっかり頷く。

部屋に戻り横になってからも何だかしんどそう…
「しんどい?」と聞くと横に首を振る。「疲れた?」に頷くので長時間起こすのも少しずつにしなきゃな〜と反省。
声は出ないものの、頷きと首振りでは答えてくれそうだったので色々と聞いてみることに。
「今日はテレビみる?」→頷く
「イヤホンはどっちにつける?」→(りょうほう)と口パク
「今、眠い?」→横に首を振る
「今日は寝れそう?」→頷く
「今日、声出る?」と聞いたところで急に無反応。

しつこく色々声かけをしたものの全く反応がなかったので今日は諦めることに。
夕方の注入が始まり、水から栄養に切り替えたところで帰ることを伝えて帰ってきました。

1〜2時間ぐらいの車椅子乗車なら反応がよくなるけど、2時間を超えるとしんどい方が勝つ様子。
地元に帰るためにも少しずつ長時間起きていられるように慣らしていかなきゃ。
でも、焦らず少しずつ。
父に無理だけはさせないようにしないと。父の体調管理も私の役目。気をつけよう。