ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

昨日のお父さん:元気な時と変わらない声(闘病303日目)

おはようございます!

 

昨日も大量出血が続き早々にダウン…。

昨日は早めに父のところへ行けました。
着いた時はまだ夜の注入途中でぼんやり天井を見つめている父(見えているかどうかは分かりませんが…)
「ただいま!」と声をかけると口をもごもご動かす…そうそうその調子!と思って何回か声かけしていると迷惑そうな顔をされました。
昨日も父の「おかえり」は聞けず…。
「調子はどう?」には“ふつう”と口パクで答えてくれました!

 

そんな昨日は目ヤニがすごく右目はほとんど開いてない状態だったので濡れタオルでふやかしてから目ヤニを取り、そのまま顔のマッサージ。

大きな欠伸をした時に口腔内を確認すると痰の付着もなくキレイだったので一安心。

 

注入後しばらくしてから体を起こしていいか聞くと頷いてくれたので体を起こしベットサイドに腰かけることに。(出血が怖かったけど起こしてあげたくて頑張ってみました)
後ろへの突っ張りも多々ありましたが何とか15分ほど座ることができました。
最後は隣で支えている私に思いっきり持たれかかってきたので横にしてベットポジショニングを調え両手足のマッサージをしておしまい!

 

今日はこの後からなかなか調子が良く、
「今日はテレビ見る?」→頷く

「イヤホンどっちにつける?」→「両方つける」
声が出た!と思って

「私の名前言って~」→「まりな」

と言うとハッキリ私の名前を言ってくれたのですが、この時の声が父が元気な時と変わらない声で嬉しくなり号泣しちゃいました。
「昨日はしっかり寝れた?」→頷く

「今日は寝れそう?」→「わからん」

「寝れん時もある?」→頷く

「寝れんかったらしんどいよね」→「しんどい」

「寝れる時に寝んかいよ」→頷く

と、昨日はたくさん声が出ました!!!

 

帰る時は意識がぼんやりしていたのか声かけしても反応がなかったのですが、たくさん答えてくれたので昨日は満足。
問いかけに沢山答えてくれてありがとう。
今日こそは父の「おかえり」が聞けますように!