ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:調子イマイチ?反応なし!(闘病295日目)

こんばんは!

 

昨日は夜もとっても涼しくエアコンいらずで朝まで過ごせましたが…今日はとっても暑い。

汗だくになりながら父の元へ。

「ただいま~」というものの特に反応はなくで目は開いているけどうつろでボーッとしてる。

いつもなら頷いたりして答えてくれる「私の声聞こえる?」「口の中キレイにしてもいい?」との声かけにも全く反応なし。

 

でも口の中は大変なことになっていたのでしつこいぐらいに声かけしてから口腔ケアをすることに。

口腔ケアをしている間は口をしっかり開けてくれてたのでよかった…。

しかし今日はすごい大きな塊があってビックリ。いつからおられたのかは分かりませんが、咳した時に上がってきたのかな~飲み込んだりしてなくてよかった。

 

体を起こそうと思い声をかけるものの、これまた反応なし。

体を動かすのでしっかり声をかけてから体を起こすものの、理解できてないのか後ろへの突っ張りが激しい。

父と私の力比べになり、到底私の弱々しい筋肉が勝てるはずもなく数分で横になることに。

 

いつもと違うな~なんで反応しないのかな~と思いつつ、少し低めの声で淡々と耳元で話しかけてみることに。

「聞こえる?」→頷く

「今日は調子どう?」→口をもごもご

「調子悪い?」→横に首を振る

「調子ふつう?」→頷く

「夜はテレビ見る?」→頷く

と少しだけ声かけに反応してくれました。今日は少し低めの声が父には届きやすかったんだな。

 

と次何を聞こうかな~と思っているところに施設の看護部長さんが面談に来られました。

何でも父のことで私がフロアスタッフさんに伝えていることをクレームとして受け取られているらしく…本当にただのクレームなのかそれとも施設の方の対応が悪いのか。ということを確かめに話を聞きに来られたそうです。

(あ~父のことで少し改善してほしくて伝えたことってクレームとして取られてるんだ~)

と思いつつ、現状と家族としての思いを伝えました。

 

入所者に対する看護士・介護士の人数が少ないから忙しいのは理解しているけど、家族としては会いに来た時に見るものが全てになってしまう。

会いに来た時の状態が悪かったらいない時もこんな感じなのかな?って不安になる。

面会に来た時に看護士・介護士と話をするわけでもなく、話をするとしたら何かあった時ぐらい。信頼関係も何もないから、命を預けている家族としては不安要素しかない。

と伝えると、看護部長さんはそれが家族として当たり前の気持ちだし、不安になるのは分かるって…。

現状が思ってたより酷くて、面会に来た家族への何気ない声かけもないと信頼関係も築けず双方の思いに行き違いが生じやすくなってるんだろうね。と言われていました。

 

これってクレームなんですかね?って聞くと、全然そんなことないです。フロアスタッフの指導をします。と言ってくれましたが、どうなるんだろう…。

父のことになるとムキになってしまうからもう少し抑えなきゃな~と思いつつ、家族がいない間ツラい思いをしてほしくないから父が言えない分、気づいたことは伝えなきゃな~と思って行動していましたが少し考えないといけないなって思いました。

少しずつでも信頼関係ができるといいのだけれど…。

でも、今日看護部長さんとお話することができて良かったです。

 

そうこうしていると面会時間も終わりが来たので帰ることに。

必死に声かけしたものの反応はなくて残念…明日は少しでも声が聞けますように…!