ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

昨日のお父さん:訪問者に喜ぶ?(闘病293日目)

こんにちは!

 

昨日は謎の疲れに見舞われダウンしておりました…。

でも、昨日はとってもいいことが!

 

昼過ぎに父のところへ行ったのですが、しばらくしてリハビリ病院の歯科衛生士さん、担当STさん、担当PTさんが父に会いに来てくれました!!!

 

最初、STさんと歯科衛生士さんが来て口腔ケア関係のチェックをしてくれたのですが…痰が溜まっている感じや歯茎の腫れなどを見てビックリされていました。

口腔ケア専門の人が抜けるだけでこんなになるんだな…って言ってて、吸引も全くないから誤嚥性肺炎にならないか心配と言われていました…。

 

その後、受付あたりのスペースで話している時に担当PTさんが来てくれ色々お話をしました。

途中で痰がかなり絡んだ咳をしてるので取ってもらったほうがいい!と言うので「痰ある?取ってもらう?」と聞くと頷く父。

一度部屋に帰って取ってもらおうとなったところで次の予定があるSTさんと歯科衛生士さんが帰られることに。

反応もイマイチやし声聞けんかな~と思いつつ「聞こえる?」と聞くと頷く。

STさんと歯科衛生士さんが「帰るね~また来ていい?」と言うけど無反応…ここは!と思って「また来ていい?って聞きよるよ!どんなん?」と聞くと頷くので「かまんのならかまんって言うてよ!」と言うと「来ていいよ」と何故か上から目線…(笑)

でも、声が聞けたので皆さん喜んでくれました!

「来てくれてありがとうって言わな~」には「ありがとう」と言ってくれ、私だけの時は全然話してくれんのにすごいな…と思いつつ、来てくれた時に声出してくれて嬉しかったです!

また様子を見に来てくれるそうなので、その日まで特訓せねば!

 

STさんと歯科衛生士さんは帰っちゃいましたが、PTさんは部屋と車椅子からベットへの移乗方法を見てから帰るとのことだったので一緒に部屋へ行き、痰の溜まりが酷いので吸引してもらうことに。

明らかに痰があるのに(かなりゴロゴロ言ってる)痰あんまりないって吸引してくれず、これで誤嚥性肺炎になったらどうするんだろう…と思いました。

吸引の回数がこんなに多いなんて聞いてません!増えるなら退所してください!と言われたけど、普段から多いわけじゃないし溜まってる時ぐらいしっかり取ってほしいものです。

何かあったら看護士・介護士さんに言ってください!と言われても、言っても(私は関わってないので知りません)って言われるので言う気もなくなるし信頼もできんな~と思う今日この頃です。

 

吸引が終わってから時間を見ると夕方の注入が始まるぐらいだったのでベットに戻ることに。

PTさんの前だったので少し緊張しましたが無事に移乗することができてよかった!

2週間でかなり体が硬くなっているのにビックリされていましたが(想像以上だったらしく)、移乗練習やストレッチ方法などリハビリ病院にいる間にできることしててよかった。と言ってもらえたので頑張ってよかったし、これからも継続しなきゃなって思いました。

 

PTさんが帰られるのでお見送りに行き、部屋に帰ると注入が始まっているけど痰が絡んでかなりツラそうな呼吸と咳をしている父。

注入前に吸引してくれると言ってたのでしてくれたのか聞くと「痰はありません」と言われ、あんなに絡んだ咳してるのに?と思ってしまいました。

挙句「以前、肺炎になっても3日で治ったんですよね?高齢になると治りが遅いから…まだお父さんは…」と言われ、3日で治るなら肺炎になってもいいってこと?とイライラしちゃいました。

普段のことだったり色んな物が積み重なって溢れて悔しくて涙が出てきて…

施設併設の歯科衛生士さんが口腔ケアプランの作成のため尋ねてきてくれたのですが、かなり号泣で涙が止まらなかったのでご迷惑をかけてしまいました…。

 

その一部始終を見ていた歯科衛生士さん。
家族がそう思うのは当たり前のことだから歯科の立場からできることをしていきます。と温かい言葉をいただきました。

歯科衛生士介入で口腔ケアすると1回3,000円近く別に費用がかかるので月2回ぐらいの方がいいですよね?と言われたのですが、色々思ってることが少しでも解消されるなら週1で入ってもらいたいと伝え、来月から週1で口腔ケアに入っていただけるようになりました。

これで少しよくなるといいな…。

 

そうこうしていると面会時間ギリギリになってしまったので父に声をかけて帰ることに。

「また明日来るけんね、待ちよってね!」と言うと声は出ないものの頷いてくれました。

明日も声が一言だけでも聞けますように!