ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:何にせよしんどい(闘病280日目)

こんばんは!

 

こうも毎日暑いのが続くと1日ずっと暑いばっかり言ってる気がします。

 

今日もお昼から父のところへ。

大汗をかいてしんどそうにしている父…口の中は乾燥&痰が溜まってさらにしんどそう。

「来たよ~」と声をかけるものの何も反応はなかったのですが「しんどい?」には頷いて答えてくれました。

「歯磨きして痰取って口の中キレイにしてもいい?」と聞くと頷いてくれたので早速口腔ケアをすることに。

最初は嫌がって口を閉じてましたが、声かけしながらすると少しずつ口を開けてくれたので何とかスポンジで痰キャッチと歯ブラシでもブラッシングをすることができました。

施設に移って4日目。嫌がって口閉じるから口腔ケアは無理にしません!と言われ口の中が大変なことになっている父…リハビリ病院での歯科衛生士さんの偉大さに気づきました…。これからは私が代わりにやらなくちゃ。

 

口腔ケアの後は車椅子に移ってお散歩へ。

「車椅子移っていい?体起こすよ?」に頷いたものの、父の準備が出来てなかったのか体を起こしても突っ張りが強く、今日は移乗するのにかなり苦労しました。

私が下手くそなのもあって父はかなりしんどかったと思います…なんか上手くできない…

車椅子に移ってから父に色々確認。

「しんどい?」→頷く

「車椅子もう少し倒す?」→頷く

「このぐらいで少し座っとける?」→頷く

頑張れると言ってくれたので施設内をウロウロしてきました。

たまには外の空気を吸わなければ!と思い外(日陰)に行き、「暑い?」と聞くとすごい勢いで頷いたので部屋に戻ることに。

 

父のいる部屋の近くにテレビがある談話スペースがあるのでそこに行き涼みながら、声出るかな~と期待しつつ色々問いかけ…

「父さん、いつも部屋暑い?」→頷く

「もう少し涼しくしたい?」→頷く

「今、大部屋やけど個室に移る?個室だとエアコン好きに温度調整できるよ?」→横に首を振る

「暑くても大部屋がいい?」→頷く

「人がおる方がいいん?」→頷く

 声は出ないものの問いかけには答えてくれました!

 

そうこうしている内に夜の注入時間になったのでベットへ戻り、注入へ。

注入しながら左手をゆっくりゆっくりほぐして柔らかくなったところで帰ってきました。

 

帰りもしっかり問いかけに答えてくれました。

「今、調子どんな?」→「悪い

「しんどい?」→頷く

「痰溜まってない?取らんでいい?」→頷く

「ゆっくり休んでよ」→頷く

「イヤホンどっちにつける?」→「ひだり

「そしたら今日は帰るね、また明日ね」→“また明日

「バイバイ、おやすみ」→“バイバイ、おやすみ

 

答えてはくれるものの、とにかくしんどそう。

痰が溜まって肺炎になったり、体調悪くならないといいけど…心配です。