ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

8月14日のお父さん:喋りたいのに声が出ない(闘病310日目)

今日も仕事終わりに父のもとへ。
仕事が休みだった主人と一緒に行ってきました!

「ただいま~!」と勢いよく部屋に入ったものの、父爆睡中。
いくら声かけても起きない。熟睡しておりました…。
しばらくして、夜の注入が終わり胃ろうチューブを取る刺激で起きました。が、意識はぽやーっとしているようで声かけには反応なし。

何回か大きな欠伸をした時に上顎に痰が付着しているのを見つけたので声かけして口腔ケアしました。
意識ぼんやりの割に口を開けてくれたので、しにくさはなかったのでよかった。
口腔ケアの後は体を起こして20分ぐらいベットサイドに腰かけてもらい刺激入れ。

横にしてから声かけするとうっすら反応が。
体を起こして刺激入れないと意識がぼんやりしたままで反応しにくいのかな?なんて思ったり。
「聞こえる?」と聞くと少し頷くので、この勢いで色々聞いてみることに。

「今日調子悪いん?」→横に首を振る
「調子普通?」→頷く
「昨日寝れんかったん?」→横に首を振る
「寝れたけど今も眠い?」→頷く
「今日もゆっくり休んでね」→頷く
「夜は?テレビ見る?」→頷く
「イヤホンどうする?」→(みぎ)(ひだり)と口パク
「両方つけるん?」→頷きながら(りょうほう)と口パク
「そしたらイヤホンつけて帰るね」→頷く
「また明日ね!バイバイ!」→(また明日)(バイバイ)と口パク

口をもごもご動かしていたので喋りたいけど声が出ないんだろな~って言うのが分かって、かなりもどかしかったです。
もう2日父の声を聞いてない…明日は聞きたいな~!!!

そんな明日は先日私が受けた精密検査の結果が出るはず…。
父も大丈夫って言ってくれたし、深く考えずに行こう!
(と思っても、内心深く考えてしまうけれど…)