ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:なかなか甘えてくれない(闘病271日目)

こんばんは!

 

今日も雨がすごい…!職場で何回も防災速報が鳴り響きました。

夕方からも何回も鳴り、テレビをつけると各地で被害が。

特別警報発令地域がどんどん増えているので皆様お気をつけください。

 

 交通機関が麻痺していたので病院につけたのはだいぶ遅くなってからでした。

部屋の電気は消えていて寝ているのかな?と思って除くと暗闇の中…目をぱっちり開けている父。

電気をつけて「ただいま!」と言うと口をもごもご…直感で《 今日は喋りそう》と思ったので数回「ただいま」と言うと「おかえり」と言ってくれました!

 

「今日は調子どんな?」と聞くと「悪い」と答える父。

どう調子が悪いのか分からないので色々聞いてみることに。

「しんどい?」→頷く

「どっか痛いとこある?」→横に首を振る

「頭痛いことないん?」→頷く

「痛いとかはなくて、なんか怠い感じ?」→頷く

調子が悪い時のだる重い感じが続いてるのかな?という印象…本当かどうかはっきり分からないのがつらいところですが…

 

父がしんどい時や何か気になることがある時、思うように体を動かして自分のしたいようにできないことを思うと何かをしてあげたい(かといって何もできないので無力さを実感するのですが)

「何かしてほしいことある?」と聞くと「ない」と答える。

「気になるとことかない?」に頷く…。

 

「父さんが私がつらい時に支えてくれたように父さんがつらい時は私が支えるけん何かあったら教えてね。何でもいいけん言うてよ!我慢せんとってよ!」と言うと頷き父は涙を流してて…私ももらい泣きしちゃいました。

 

父は迷惑かけまいと何も言わないタイプで父が何かヘルプを出す時はよっぽどのことなんですね…なので私がいくら言ってもなかなか言ってくれないんだということは分かってるのですが…それは元気な時!弱ってる時は素直に甘えろー!!!と本人に直接は言いませんが、少しでも父が言えるようにちょっとしたことでも聞いて何かしようと思います。

(耳掃除や爪切りとかベットポジショニングや乾燥している部分へクリーム塗るとか、肩を揉んだり考えればいくらでも出てくるし!)

 

違う形で親孝行したかった…というのが本音ですが、そんなこと言ってられないし…今まで父が頑張ってくれたことを次は娘が頑張る番!

 この気持ちが父に伝わっていると信じて明日からも父のことに全力投球!

 

帰る時も声かけに頷き&口パクで答えてくれて嬉しかった!明日はもっとたくさん声が聞けますように!