ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:new車椅子の乗り心地は?(闘病270日目)

こんばんは!

 

各地で大雨ですね…夕方から何回もサイレン(放流か何か?)が鳴っています。

雨がまだまだ続くようなので気をつけなければ。

 

昨日は調子がイマイチだった父。

今日はどうかな?と思いながら病室を覗くと目はぱっちり開いている。

実家にいたときのような自然さで「父さん、ただいま~」というと「おかえり」と言ってくれました!

やっぱ自然さ大事なんか!?それとも調子がいいだけなんか!?と思いつつ、声かけをしてみることに。

 

「今日は調子どんな?」→「悪い

「しんどい?話しかけん方がええ?」→横に首を振る

「部屋暑くない?」→「暑くない

「(靴下を履いていたので)靴下脱ぐ?」→「履いてない

「靴下履いてないん?」→頷く

「いやいや、靴下履いとるよ!(靴下のゴム部分をパチパチする)脱がしてかまん?」→「かまん

「テレビつける?」→頷く

「イヤホンどっちつける?」→「ひだり

「左だけでかまん?」→頷く

 

ってな感じで声かけにしっかり反応してくれました!!!

スムーズにやり取りができたし、父としっかりコミュニケーション取れてるな~って思うことができました!

 

何より面白かったのは靴下のくだり。

足の感覚が鈍くなってるのか靴下を履いているのかどうか分かってないようで首をかしげたりしてましたが、ゴム部分をパチパチすると靴下を履いているのを理解した感じでした。

父の回答が面白かったけど、何かする時は《 〇〇ってなってるから〇〇ってしていい?》って感じで父に確認して状況を理解してもらうようにしよう。

 

そんな今日は、今後施設で利用するためのレンタル車椅子の納入日でした。

(身体障害者制度の方で車椅子交付を受けられるかどうかはまだ分かりませんが、交付までは全額自己負担でレンタルして車椅子を確保)

 

父が使用している車椅子はnettiシリーズ。

nettiはティルト・リクライニング車椅子で最高峰と言われるぐらい乗り心地のいい車椅子で標準機能のレベルが高く、かつオプションで各パーツの変更が可能。

標準機能としても各パーツを細かく調整できるので、乗る人に合う角度にでき長時間乗っても苦痛が少ない車椅子なんだそうです。

(担当OTさんは車椅子界のロールスロイスと言われていました)

 

そんなnettiに乗り続け早半年。

nettiが1番父に負担なく乗れるだろうということでレンタルもnettiにすることに(交付申請を受けようとしている車椅子のベースもnetti

)

nettiにはいくつか種類があって、最高級のnetti IIIは機能がすごくいいのですがレンタル費用もそれなり(レンタル¥24,000/月)

nettiシリーズでレンタル費用が1番安いnetti em(レンタル¥9,900/月)は座り心地を維持したままで機能が少なくなっているのですが、少なくなった機能は父に必要ない部分なので問題なし!とのリハビリスタッフさんの見解で月々の費用を抑えられるnetti emをレンタルすることに。

 

そんなnetti emと初めましてだったのですが、最新モデルなだけあって病院にある少し古いモデルのnettiよりコンパクト!シートの材質もふわふわしていて、座ってみるといいソファに座っているような感じでした。

 

全く同じ車椅子じゃないので大きさや高さが少し違う…新しい車椅子への移乗練習をしないまま施設に行くより少しでも練習して慣れよう!ということで夕方少しだけ移乗練習をすることに。

(私の練習であって父にとってはただしんどいだけ)

 

起こしてもいいか聞くと頷くのでいつも通り体を起こしてから車椅子へ。

車椅子の高さが少し違うだけで介助方法は同じなのに感覚が狂う…先に練習できてよかったと思いました。

 

来週月曜・火曜も担当PTさんがいるので夕方練習することに。

病院にいるのもあと少し。慣れれるだけ慣れなきゃな。

 

練習をしてたらいい時間になったので帰ることに。

「今日は帰るね」と声をかけると頷く。

色んな声かけに頷いて反応してくれ、「また明日」「バイバイ」「おやすみ」と、かすかな声でしたが言ってくれました!

 

昨日とは打って変わって調子がよかった父。

やっぱ反応がいいと嬉しいな~また明日もたくさん反応してくれますように!