ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:右肩上がり(闘病286日目)

こんばんは!

 

今日も暑い1日でしたね…。

今日は午前中歯医者に行き、その後すぐ父のところへ向かいました。

 

部屋について父を見るととっても暑そう…!

大汗をかいてパジャマは濡れているし、暑さからか少ししんどそう。

「来たよ~」と声をかけるものの無反応…顔拭いていい?には頷いたので冷たいタオルで顔を拭きました。

さっぱりしたのか顔の赤みも落ち着き楽な顔になっていました。

いつも気になる目やに&口内はというと若干ながらどっちもあったので…目やにを取り、口腔ケア開始!

 

今日から新たな試みとしてガーゼを指にまきつけて口内のマッサージをしました!

汚れを取りつつ指全体で口内マッサージ(主に頬)をすることが刺激につながるとリハビリ病院で言っていたのを思い出したのでやってみましたが、嫌がりかなり力が入る。

声かけしながら続けると力が抜け、マッサージもその後の歯ブラシ&スポンジも口を開けてくれたのでやりやすかったです!

スポンジで痰をしっかり取ることができたし、歯ブラシで全体しっかり磨くこともできました。

 

口腔ケアが終わり車椅子に移ろうかと思ったのですが、オムツ交換の時間が近かったので車椅子に移すのを待って全身のストレッチをすることに。

ストレッチ前に声をかけるとかすかに頷いてくれたので左手→右手→右足→左足の順番でストレッチ開始!

ストレッチを始めた時は硬かった体も少しずつほぐれていったのでよかったです。

(無理矢理動かしたので痛そうな顔はしてましたが…)

 

オムツ交換をして、いざ車椅子へ移乗!

今日は主人がいなかった(後で施設に来る予定)ので1人で移乗しましたが、移乗前にしつこいぐらい声かけをして体を動かすことを伝えてから体を起こし、少し座位保持してから車椅子へ移ると父も協力してくれたのですごくやりやすかったです。

1人でも車椅子移乗できる!と自信に繋がりました。

 

いざ散歩に行き必死に声かけするも無反応…ここ数日反応悪いしリハビリ病院にいた時の反応のよさはキセキだったのかも…と思えてきて何だか切なくなってるときに主人がやってきました。

主人と2人で声かけしても反応なく、少ししんどそうにしている…

本当はしんどくめ体起こすの嫌だったんかな?と思い「しんどい?横になる?」と聞くと横に首を振る。「まだ起きとく?」と聞くと頷くので起こしておくことに…でもこの後声かけに反応はなし。

 

そうこうしているうちに夕方の注入時間がやってきたのでベットに戻ることに。

そして何故かここから父の覚醒度が一気に上がり車椅子からベットに戻る時の声かけに頷きで答えてくれ、施設に来てから1番移乗しやすかった!と思えるぐらいに協力してくれました!

 

横になってからがとにかくすごかった…

「聞こえる?」→頷く

「今、調子はどんな?」→「ふつう

「今日は声出そう?」→頷く

「じゃぁ私の名前言って!」→「まりな

「父さん自分の名前言える?」→「自分の名前

「私の旦那さんの名前言える?」→「主人の名前

「お父さんフルネーム教えて」→「フルネーム

「娘のフルネームは?」→「フルネーム(旧姓)

 

と私が言ったことを繰り返すんじゃなくてきちんと自分で名前を言うことができました!!!

父が自分のフルネーム言った時は感動したし私のフルネーム言った時は旧姓だったので思わず突っ込みましたが久々に名前呼んでくれたので嬉しかったなぁ。

 

父をべた褒めしてから、

「今日はテレビ見る?」→頷く

「イヤホンはどっちにつける?」→「ひだり

「そしたら帰りイヤホンつけて帰るね!」→頷く

「お父さん今日は右手動く?」→「動くよ

「じゃぁ右手動かして」→右手を持ち上げたり下ろしたりを繰り返す

「今、痰溜まってる?」→大きく横に首を振る

「痰溜まってて声で出にくいとかない?」→頷く

「そしたら声かけたらしっかり声出して答えてね!」→頷く

と答えてくれました!

調子に乗って色んなこと言ったけど今日は答えてくれてよかった~

 

と、ここで介護士さんが来られて話していたのですが、その間にすごく気持ちよさそうに寝始めたので帰ることだけ伝えて帰ってきました。

 

ここ数日ちゃんと声が聞けてなかったけど今日は聞けてよかった!

父が言ってることを理解して答えてくれるのが何よりも嬉しい!また明日も今日みたいなおしゃべりができますように!