ぱぱライフ〜父と娘の闘病日記〜

脳障害を患った父の日々の記録

今日のお父さん:右手も拘縮!?いや、動くぞ!(闘病283日目)

こんばんは!

 

今日も暑かったですね…この暑さ8月半ばまで続くとニュースで知り1ヶ月も耐えねばならぬのかと絶望しました。

 

昨日の悲惨さを思いだしながら父のところへ。

「ただいま~!」と声をかけると「おかえり」と何故か2回連続で言ってくれました!

昨日声聞けなかったから嬉しかった~!!!

気になる口腔ケアと目やには?と思ってみてみると多少ついているけど昨日より全然よくなってて施設の方に感謝です。

簡単に目やに取って、口腔ケアを。

上顎に痰の塊がいたので取ってみると上顎全体に膜張ったようにこびりついている…ジェルで柔らかくしてから取るとツルッと取れてちょっと快感でした。

 

早速体を起こそうかと思ったのですが夜の注入が終わってすぐだったので起こすのを少し待つことに。

この間に左半身のストレッチ!左手は指はぎゅっと曲げたままですが肩と腕は前より柔らかくなった気がします…左足は相変わらずで曲げるのも痛がれば伸ばすのも痛がり、なかなか手強い。

麻痺が出てる左半身に気を取られすぎていてリハビリ病院を出てから右半身の動きが悪いことに今日気づきました…

右手は開いていたのに指曲げたままでパーの形ができなくなってるし肩も上がらなくなっている。右足もすごく動かしていたのに全然動かさない。

まさか右半身も拘縮始まったのか?と思いつつ、そうなのか誰も相談する人がいないし相談したところでリハビリないからよくしてもらえるわけでもなく…

体がどんどん硬くなっているのを目の当たりにして私が毎日ちょろっとするストレッチだけじゃ追いつかないな…と思いましたが、しないよりマシ!と思い右半身もストレッチ。

 

20分ぐらい経ったところで体を起こしてみることに。

「体起こしていい?」と聞くと頷くので体を起こしてみると後ろへの突っ張りもなくいい感じに座れていました!

父を抱えるように横に座り背筋を伸ばしてみるとゲップが出て、父が倒れてから初めてのゲップだったので少しビックリしました。

座り始めてから20分近く経ったところでしんどそうにし始めたので横になることに。

 

ベットポジショニングを整えてから恒例の声かけを。

今日はここで父ちゃんすごい!と思えることがあったのです!!!

右手の動きが悪くなっているのが気になったので確認。

「父さん右手動かせるん?」→頷く

「そしたら右手持ち上げてみて」→右手を上げる

「手パーってできる?」→パーってしようとするけど思うように動かない

「次は私の手握って」→ものすごい力で握ってくる

「私の手離して右手楽な位置に置いて」→手を離して右手をお腹の上に置く

声かけに合わせて動かしてくれ、すごく感動しました!父をべた褒めしたら満更でもない顔してました。

拘縮始まってはいるけど動かそうと思って多少動かすことはできそう…これ以上酷くならないように毎日ストレッチがんばろう!

 

いい時間になったので帰ることに。

イヤホンをどっちにつけるか聞くと「ひだり」と答えてくれたのですが、後の声かけには反応なし。

体動かしたし疲れたかな?と思いつつ、今日は声聞けたしルンルンで帰ってきました。

 

明日はお風呂!さっぱりした父に会えますように!